ラッシュ時って駅のホームでどこを歩いたらいいかって困りません?
朝夕のラッシュ時ってホームを目一杯横断する行列ができてることがあるじゃない?後ろにスペースないから奥に行けないじゃん!みたいな状態。
そういうときって行列の先頭のホーム端の白線上を歩いたりしません?
ボクは学生の頃、アホな子だったんで間近を
電車が通るスリルも堪んねぇ!などと思ったりしつつ歩いてました。警笛鳴らされてもそんなのおれ気にしない!誰も通らないこのスペースを歩けるおれカッコイイいい!なんて勘違いしたもんでした。
そんときはよもや自分が電車を運転したりするなんて微塵も考えたことはなかったんですが、今から考えると恐ろしい。
さて、今となっては鉄道の中の人となってしまった(!)訳ですが、とある中堅運転士の列車に添乗していたときのこと。
都市部の駅に進入する際、急にホーム端に出てその昔のボクみたいに電車と平行に歩こうとする学生さんがいました。運転士はすぐに警笛を鳴らして警告!
…まではよかったんですけど、運転士はそのまま駅に進入しようとする。思わず「非常!」と叫んで車掌弁引いてました。
幸い学生さんは警笛聞いてびっくしたのかすぐにホームの内側に戻ったんですけど、運転士もびっくりした様子。
すぐにブレーキを弛めてどうにかこうにか正しい場所に止まった後で運転士に聞いてみた。「なんで警笛鳴らしたの?」と。
運転士は訝しげに「…注意するため?」と答えたんで畳みかけてみる。「危ないと思ったんだよね?だったらすぐに非常ブレーキもかけないと!ぶつかってからじゃ遅いよ!」
急に説教モードになったのにびっくりしたのか、運転士は反論して「いやでもよくあることですよ。警笛鳴らしたらどきます」
へ?と呆れちゃった。が呆れていても仕方ないので説明。「警笛鳴らしてどくどかないは相手の行動でしょ?どく保証はないよ。どかなかったらどうすんの?電車は車みたいに
ハンドル切って避けられないんだから、ブレーキ掛けてとまるしかないじゃん。だから警笛とブレーキは
セットだよ」
したら無言。なんか言い過ぎたか?確かに警笛とブレーキのセットは基本中の基本だと思ってたんで言い方がキツかったかもしんない。そこは素直に反省するのですが(しかも相手は年上)、なんで基本が出来てないのか納得いかん。
これまでに遭遇したことがあるのですが、間近で聞く警笛の音にびっくりして固まったり転倒する人もいたりします。警笛はあくまでも警告する笛であって、相手を動かす魔法の笛じゃありません。
運転経験十年を超してやがてはベテランと呼ばれる域に達するぐらいなのに、よくもこれまで無事故だったもんだと皮肉ではなく
ちょっぴり感心しました。
とまあ運転士にとってこれぐらいの危機感があったりするのです。電車入って来るときにホーム端をうろちょろしてる人がいると。
posted by chanco at 03:00| ホノルル

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