鉄道に限らず公共交通の事業者でよく言われるのが「安全第一」。昔から言われてたことですけど、近年某JRさんで事故があってからは特に重視されるようになりました。
だけどちょっと待って欲しい。この言葉はおかしい。
公共交通の分野で最も安全な状態は、止まっている状態。バス・タクシーは一般の自家用車その他と道路を共有しているため例外ですけど、鉄道は動かなければぶつからない。一番わかりやすい例で考えると飛行機は飛ばなきゃ落ちない。
なんか禅問答というか一休さんのとんちみたいだけど、これはなかなかに否定し得ないでしょ?
つまり公共交通に対して「安全第一たれ!」と叫ぶのは間違っています。
やっぱり(これを書くのは勇気が要りますが)公共交通であっても「営業第一」なんです。ただし、日本国内において公共交通事業者が営業を行うためには法令や社会からの期待として「相当度の安全が求められる」。公共交通にとっての安全はそういうことです。
「相当度の安全が求められる」とはアフリカ辺りの鉄道の状況を調べて貰えば、日本とは随分違うレベルで運行されていることが分かります。
てゆうかね、こういうのを改めて書かなくても、電車が止まったらお客さんは駅員を問い詰めたりするじゃない?そこで「トラブルがあって危険だから止まってるのかね?ならば仕方ないな」なんて物わかりのよいことを言ってくれる人はなかなかいないでしょ?下手すりゃ、「ごちゃごちゃ言わずにはよ動かせ!」でしょ?みんな薄々は気付いてるんじゃない?

