2011年12月27日

予備の在り方


乗務員のお仕事には電車に乗る以外に日がな一日、予備=待機ってもんがあります。基本的にすることはありません。というか待機がお仕事。

これはつまり、電車に乗ってる他の乗務員に異状があった場合に代わりに乗るため。体調管理は社会人として必須なんですけど、そうは言っても人間ですからいろいろあるわけです。急な腹痛とか。あとは業界的にはあっりえへん!のですけど、遅刻だの当日欠勤だの。そんなときに代わりに乗ってくれる頼もしい存在。

んで、この仕事は当たり外れがあります。何もなければ勤務時間中は何もしない。休憩所の掃除とか簡単な作業して、それ以外はずっと待機。おおっぴらには言えませんが、携帯電話とかゲーム機弄ってたりマンガ読んでたり。・・・橋下市長が聞いたら激怒するかもしれませんが、大阪ではないのでよいのだ。

で、こういう勤務形態なんで好き嫌いがすっぱり分かれます。やることもなく待機してるなんてやってらんねぇよ派と何もしなくてお給金もらえるなんてラッキー派。前者は予備を避けたがり、後者は予備をやりたがり、そこで互いのニーズが一致して僕たち管理者の許可を得て仕事を交換するのだ。

個人的には釈然としない思いがあるのですが、百歩譲ってそこまでは別に構わないんですが、ラッキー派の乗務員は根本的に予備=遊び、双六の一回休みみたいな勘違いがあるのがちょいと困る。


で、そんなラッキー派の一人が予備のお仕事をしていたある日、そういうときに限って(?)予備の出番が当たるわけです。

その日電車に乗る予定だった乗務員から連絡があり、出勤途上でバイクで転倒した。

連絡できるぐらいなんで怪我は大したことがなさそうなんですけど、そのまま電車に乗せて何かあったら一大事ですので、予備が乗るから早く病院行け!と指示します。

そうすると予備ラッキー派の乗務員がぶーたれるわけです。今日は定時で上がって子どもを迎えに行く用事があって、転倒した乗務員の仕事を代務すると帰りが夜中。怪我大丈夫だったら本人を乗せましょうよ、なんつって。

そこでイチから説明。予備は代務するからこその予備。そーゆー前提で待機なの。そもそも仕事終わりに予定があるなら予備を別の仕事と交換しときなさいよ。さらに言うと乗務員同士の助け合いなんだから快く乗務してあげないと。

納得したのかどうなのか、無言でドアを力強く閉めて支度しに行きました。

かなりのベテラン乗務員なんですけどね。正直、疲れます。
posted by chanco at 23:24| ホノルル ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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