2010年10月31日

国鉄からJRへ


国鉄からJRへ意向した際の中心的役割を果たしたらしい人の本を読んでました。

松田昌士
 「なせばなる民営化JR東日本―自主自立の経営15年の軌跡」

葛西敬之
 「未完の「国鉄改革」−巨大組織の崩壊と再生」
 「国鉄改革の真実−「宮廷革命」と「啓蒙運動」」

でもって感想。

松田さんの方は具体的なエピソードが少なく、国鉄からJRへ以降する際にこの人がどういう仕事してたのかがよく分からない。国鉄改革は国鉄内部の若手幹部が奮起したから成功したとか総論的なことばかり書いてます。さらに後半部分では例えば、天下りはやめれ、などJR東の軌跡を辿る本ではなかったのかしら?という疑問が。経営者は50代前半ぐらいがいい、なんて面白いことも書いてんんだけどね。東京にいて政府に近い立場で仕事してたからかねぇ?はっきりと言えないことが多いのかあるいは性格的にはっきりと意思表明しないタイプの人なのかな?という印象。


葛西さんの方は具体的なエピソードが多く、他人事なので大変に面白い。ただ具体的な分、自己弁護というか自らの都合の良いように取捨選択しながら書いてるんじゃないかなぁ?と感じることが少々あったりもしました(もちろん何がどうというもんではなく単なる邪推ですが)。JR東海になってからの話では葛西さんは確固たる展望を持ってリーダーシップを発揮してたんだねぇ、そういうリーダーがいるといいだろうなぁとうらやまし。 ただ、逆にJR東海のことしか考えてないような印象も受けたりする。


読み比べてみると、実務家の本としては葛西さんに軍配が上がります。


…こうなると改革三人組の残り、井手正敬さんの書いた本が読みたくなるけど、福知山の事故があったからなぁ。ムリだろうなぁ。
posted by chanco at 14:19| ホノルル ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 関心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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