2013年01月30日

【本】大停電を回避せよ!


たまには読んだ本の感想なぞ。

「大停電を回避せよ!電力マンたちの暑すぎる夏」夏目幸明

電力会社について書かれた本です。ノンフィクション。

実は僕が勤めている鉄道会社と同じインフラ事業者(と言っていいのかしら?)たる電力会社って共通項が多いんだろうなと薄々思ってまして、その割には鉄道はマスコミで取り上げられたりファンが多かったりでフィーチャーされていますが(?)、電力会社はあまりそんなことはなく。だもんで元からあちらのお仕事には興味津津ではありました。

とはいえ、残念ながらこの本は電力会社の仕事の内幕を描くという内容ではありません。奥付をみると2012年7月16日第1版発行です。つまり、あの震災以後。普段の仕事っぷりではなく、あの異常時の電力会社を書いたという本です。と言っても変に偏った書き方はされてません。やるな筆者。

読んでみて思ったのがやっぱりおんなじなんだなぁということ。一部にヘンな社員がいるという例外はあるんだけど、社員全体としてみると早く電力網を復旧させたいとか停電はさせたくない、そう思って働いてる、それぐらい職業意識の高い人たちの集まりだったんだなぁってこと。鉄道会社と一緒よね。これは日本人の特性なのかもね。

あとはこういうのがTVで取り上げられないのは、やっぱり残念だよね。電気代値上げヒドイ!とか太陽光発電万歳!みたいな報道ばかりで電力会社の事情とその裏にある日本ならではの事情みたいなのが掘り下げて報道されないってのはねぇ?NHKあたりに期待するしかないのか。

そして大切な一節がありました→日常的な感覚ではムダに見えるけど信念を貫いて対策しなければならない。それが安全ということだ云々。

なんというか胸に突き刺さる一節でした。はたして自分はどうだろうか?等々

とりあえず、他に類例がないので良書。
posted by chanco at 08:52| ホノルル ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 関心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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