2014年05月03日

通達来ない


何事も中央から末端まで情報が伝達されるのは時間がかかるものですが、日本の片隅にある零細鉄道事業者たる僕の会社も然り。

実はこの4月から事業者にとって割と重要な法令が改正されています。


平成26年3月28日付 官報号外 第68号

国土交通省令第35号 鉄道事故等報告規則及び運輸安全委員会設置法施行規則の一部を改正する省令

(鉄道事故等報告規則の一部改正)
第一条
鉄道事故等報告規則(昭和六十二年運輸省令第八号)の一部を次のように改正する。
第五条第一項中「第四号」を「第五号」に改め、第五号を第六号とし、第四号を第五号とし、第三号を第四号とし、第二号の次に次の一号を加える。

踏切遮断機が設置されていない踏切道において発生したものであって、死亡者を生じたもの
(運輸安全委員会設置法施行規則の一部改正)
第二条
運輸安全委員会設置法施行規則(平成十三年国土交通省令第百二十四号)の一部を次のように改正する。
第一条第一号中「掲げる事故」の下に「(同項第二号に掲げる事故にあっては、作業中の除雪車に係るものを除く。)」を加え、同条第二号ロ中「もの」の下に「(死亡者を生じたものに限る。)」を加え、同号中ハをニとし、ロの次に次のように加える。

踏切遮断機が設置されていない踏切道において発生したものであって、死亡者を生じたもの
第一条第三号中「第三条第一項第四号から第七号」を「第三条第一項第二号及び第四号から第七
号」に改める。
附則
この省令は、平成二十六年四月一日から施行し、第一条の規定による改正後の鉄道事故等報告規則の規定は、同日以後に発生した同令第一条に規定する事故に関する報告について適用する。


コレは何かと言うと、鉄道で事故があった場合には報告しなさいという法令(それが鉄道事故等報告規則)があって、それを改正します。改正内容として遮断機のない小さな踏切で死傷事故があった場合は報告しなさい、というもの。

もちろんお上に従順な鉄道会社としてはこれまでも死傷事故があれば口頭で報告はしてたわけですが、これが文書で報告しなさい、になったということ。これがタイヘンなのです。お役所に提出するわけですから。そこまで資料出すのか!?というおじぃちゃんをなだめすかして持って行くとこれじゃわからん、もっとくれ。そんなやりとりの間に挟まれるわけです。


ちょっと話が逸れたんで戻しますけど、この法令改正のお知らせがお上から来ない。あれだけ通達好きな鉄道業界なのに来ない。お役人様からこんな話があるんですよなんつって口頭で聞きはしたけど紙が来ない。あっれぇ?と思いながら官報見てて発見。うっそーと思って国土交通省のHPチェックするけど法令改正のお知らせがない。

思いあまって(?)お役人様に問い合わせると、改正されましたよとのあっさりしたお答え。

・・・。

・・・これってどうよ?官報に載せてるから庶民は知っておるはずじゃということなんだろうかしら?だったらHPにも掲載するとかお得意の通達出すとかしてくんないかな?どんな小さな内容の改正であれ事業者はそれに振り回されるのよ。


ちなみに常々思っているのですが、国土交通省の中でも鉄道局は航空局に比べるとどうも情報発信に劣っているような。航空局は外国の航空会社も相手にするからだろうか?
posted by chanco at 04:00| ホノルル ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | おしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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