2016年10月14日

【漫画】聲の形


ちょっと迷ったけど、買いました。映画の原作となった漫画。聲の形。7巻全巻まとめてオトナ買い。初めてオトナ買いという行為をしましたが、子供の頃には信じられませんな。こうして人は何かを失うんだなー。

読んでみて一番に感じたのが、映画ではさらりとしか描かれてなかった登場人物がちゃんと描かれてんじゃん!ってこと。映画では話を明るくする役割だった人物も背景と内面が描かれて人物像にリアリティというか立体的になってます。

このあたり、そのキャラクターだけでなく、登場人物の描写自体が秀逸と言うべきか。100%の善人はいない。その反対に100%の悪人もいない。ヒロインは障害者だからといって美化して描かれてるわけではなく欠点があって、ろくでなし代表の小学校の先生とて何かしらの努力はしたと伺わせる描写もありまして、リアリティを追求してオトナの鑑賞に耐えうるすんごい漫画です。

他にも映画ではよく分かんなかったところ、さらりと描かれてて見過ごしてたところなどなどが漫画ではしっかりと描かれてます。撮られまくる写真の意味とか、うっかり見過ごしてた(!)んでこーゆー意図があったのかとびっくりしました。最後の方で出てくる「引っ張り上げたのは」に至る流れとかね。映画ではどうしてその名前がここで出てくんの?と唐突感があってちょっぴりモヤっとしたんですが、説明みたいなもんもありました。

こういう漫画が週間連載されてたあたり、日本の漫画とかアニメってのはもはや子供向けにとどまらず。世界最高水準にあることは間違いないわけです。…その昔、塩野七生という人が歴史の流れを見ていると国の経済が発展した後に文化を遺す国と遺さない国がある、日本はどっち?と書いてましたが、刮目せよ!日本は立派に世界に通用する文化を生み出すことができました!であります。

それにしても、己が心の闇を自覚している真柴くんと川井さんとの今後の関係が気になる(笑)。
posted by chanco at 06:26| ホノルル ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 関心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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